今日は、ブログ収入を増やしたい人に、ひとつの提案をしたいと思います。
※商品を買わせるセールスレターではないので安心してください😊

あなたがブログを運営していて、Google AdSenseやアフィリエイトなど、自分なりに工夫してきたけど期待する収入を得ることができていないとしたら、突き抜けるための“なにか”がほしいと考えているとしたら、この記事が役に立つかもしれません。

こんな人に読んでもらいたい内容です

  • 月間1,000PVを超えているが収入が数百円
  • 月収30,000円の壁を破れない
  • 副業だから思うように時間が取れず中途半端になっている
  • Google AdSenseやアフィリエイトでの収入に限界を感じている
  • PVを追いかける日々に疲れてしまった
  • 「社会に貢献している」と感じられるビジネスをしたい


私の、Google AdSenseの最高月収は7万円ほどです。
私の、マッチングビジネスの最高月収は70万円ほどです。

これらの額が多いか少ないかは人によると思いますが、今日の本題はそこではありません。
……じつは、上記は、同じサイトで両方を試してみた結果なのです。

同じサイトでも仕組みによって収入額が異なる一例

  • 収入源がGoogle AdSense:最高7万円(平均3~4万円)
  • 収入源がマッチングビジネス:最高70万円(平均35~40万円)

※時期によってPV数などが異なりますし、検証期間も長くないため参考程度にとどめていただきたい反面、マッチングビジネスの爆発力は十分に伝わる結果だと思います。

この実績を基に言えば、「Google AdSenseを収益源としたら月収7万円(最高)のサイトも、マッチングビジネスを収益源とすれば月収35万円(平均)のサイトに化ける可能性がある」ということです。少なく見積もりましたが、それでもその差は驚愕の5倍以上です。

というわけで、今日は「ブログ収入を増やしたいなら、マッチングビジネスを追加してみては?」という提案です。

それでは早速、いきましょう。

1.Google AdSenseとアフィリエイト

いろいろな記事やデータを見ていると、Google AdSenseやアフィリエイトには“月収3万円”という壁があるようです。

“3”という数字はひとつの区切りとして用いられることが多いですよね。「就職したら3年は続けろ」や「彼女(彼氏)とは、3週間、3か月、3年を乗り切れ」、「石の上にも3年」なんて諺(ことわざ)もあります。
Google AdSenseやアフィリエイトにおいても、月収3万円突破がひとつの分岐点になるのかもしれません。

確かに月3万円を稼ぐのって難しそう… なにか目安や参考データはあるのかな?

まずは、多くの人が収入源にしている「Google AdSense」と「アフィリエイト」における、月収3万円について考えてみましょう。

1-1.Google AdSenseで月3万円稼ぐには?

①Google AdSenseで月3万円稼ぐ目安

「Google AdSense(以下、AdSense)」とは、Googleが提供する無料サービスです。
あなたのサイトに、サイトの内容に関連する広告が自動で掲載され、広告がクリックされる度に数円から数百円の報酬が支払われます。

AdSenseにおける収入の試算には、次の式を用います。

AdSense収入=PV数×クリック率(1%)×クリック単価(25円)

例えば、月間PV数が10万であれば、AdSense収入=10万×1%×25円=25,000円と試算できます。
※クリック単価は表示される広告、つまり、あなたのサイトの内容によって大きく異なる場合があります。

PVとは

PVとは「Page View(ページ ビュー)」の頭文字を取ったもので、PV数とは「ページが閲覧された回数」です。詳しくは『月間1,000PVでも月収50万円、アクセスの「質」を追求する』が参考になります。

AdSenseの収入は、基本的にPV数に比例します。収入の試算式「PV数×クリック率(1%)×クリック単価(25円)」の中で、変動する(改善できる)項は「PV数」だけだからです。
もちろん、クリック率もクリック単価も工夫によって改善できますが、自動表示される広告の種類などにもよるため、コントロールは簡単ではありません。

下表は、AdSenseだけを収益源とした場合の、PV数ごとの月収を試算したものです。あなたが目指す収入を得るためにはどのくらいのPVが必要かを再認識しておきましょう。

月間PV数月収の試算目安
4万PV1万円▼ここにすら辿り着けず挫折する人が多数
12万PV3万円▼副業として安定し始める
20万PV5万円アルバイト(副業)の月収レベル
40万PV10万円▼ブログを起点に他ビジネスを始めたくなる
60万PV15万円アルバイト(本業)の月収レベル
80万PV20万円▼有名になり法人などからオファーが入る
100万PV25万円▼副業から本業にするか悩む
120万PV30万円20~30代の平均月収レベル
160万PV40万円40代の平均月収レベル
200万PV50万円50代の平均月収レベル
240万PV60万円年収1,000万円の会社員と同等レベル

なお、月間PV数が30~40万を超えたあたりからAdSenseだけでは物足りず、ビジネスの多角化を考えるようになりますから、以降も収入源がAdSenseだけという状況は考えにくいです。事実、この段階の人からの「頭打ちした感じがするから他のビジネスも始めたい」という相談も比較的に多いです。

②AdSenseで月3万円稼ぐことはできるか?

さて、「AdSenseで月3万円稼げるか?」ですが、そのためには月間PV数12万が必要ということになります。

もっとも、「月間PV数12万を達成するためには100記事書きましょう」のように定義できるものではありませんし、そのような定義を求める時点でブログのなんたるかを見誤っています。
参考までに、私が関係しているブログのページ別月間PV数(Google Analyticsのデータ)をお見せします。

ブログAブログBブログC
記事ごとの月間PV数記事ごとの月間PV数記事ごとの月間PV数

ブログAの場合、1番閲覧されている記事が月間PV数:5,788、2番目が月間PV数:2,941という見方です。
当然ですが、ブログA、ブログB、ブログCでまったく異なりますね。「ジャンル(競合)」×「記事の質(SEO)」×「運営期間(ドメインパワー)」に左右されるため、「記事が何ページ必要か」なんて定義できません。

ただ、感覚論で言うなら、150記事くらいあれば月間PV数12万を達成できると思います。普通のジャンルで、普通の質の記事を、普通の頻度で執筆していくなら…です。言い換えると、150記事を執筆する継続力のない人は、AdSenseで月3万円を稼ぐことはできません

また、手前味噌ですが、私は30記事程度で月間PV30万を達成した経験もあります。ユニークなジャンルで、高い質の記事を執筆できるなら150記事も要りません

補足

この記事では、ブログA、ブログB、ブログCの特徴などには触れませんが、誤解する人が必ずいるのでひとつだけ補足させてください。
PV数はブログの良し悪しを判断する基準にはなりません。PV数だけを見て「ブログBは弱小ブログ」と決めつける人がいますが、実際にはブログAの10倍くらいの収益を上げています。ただし、AdSenseだけを収益源としているのであれば、ブログBは弱小ブログになるでしょう。

1-2.アフィリエイトで月3万円稼ぐには?

①アフィリエイトで月3万円稼ぐ目安

アフィリエイトとは、A8.net、バリューコマース、アクセストレード、Amazonアソシエイトなど各ASPが提供するサービスで、あなたのサイトに広告を掲載し、広告をクリック(経由)したユーザーが商品を購入する度に数百円から2万円ほどの報酬が支払われるものです。

扱う商品などによって報酬額が大きく異なるため、AdSenseのような目安(試算)は設けづらいのですが、次項のデータが参考になるはずです。

②アフィリエイトでで月3万円稼ぐことはできるか?

下のグラフは、アフィリエイトサイト運営者(アフィリエイター)1,000名の月収を調査したデータです。月収3万円以上は全体の8.3%月収1,000円未満が全体の70.5%です。
アフィリエイター1,000人のうち、80人が月収3万円以上、920人が月収3万円未満、その内700人以上が月収1,000円未満です。

アフィリエイト市場調査2020を発表|日本アフィリエイト協議会

インターネットで検索をすれば、「アフィリエイト収入が100万円を超えた!」などのサクセスストーリーを見つけることができますが、それは、ほんの1%にも満たない人たちの話だということです(そもそも稼いでいない人は記事など書きませんし)。

しかも、月収10万円以上の人は、平均5.3サイトを運営し、1日当たり平均3.5時間を作業に費やしていることがわかっています。

アフィリエイト市場調査2020を発表|日本アフィリエイト協議会

5.3サイトと言っても、ランディングページだけの中身のないサイトも含まれているでしょうから参考になりませんが、少なくとも、毎日3.5時間を作業に充てる覚悟がない人は、アフィリエイトで月3万円を稼ぐことはできません
なお、マッチングビジネスにおいても同じくらいの作業時間はほしいところです。しかし、その結果、月収10万円以上を稼ぐ人は続出するでしょう。

さらに驚かされたことは、調査対象1,000人のうち505人がアフィリエイト歴5年以上ということです。これにも放置している人などが含まれているでしょうから参考になりませんが、5年も真面目に取り組んでいるにもかかわらず月収10万円も稼げていないなら、他のビジネスをしましょう

最速で成功する秘訣は「とにかくやってみること」ですが、「稼げないとわかったらすぐに撤退すること」も重要です。稼げないビジネスに執着していても時間を浪費するだけです。
個人的には、半年~1年で芽が出ないなら撤退(しばらく放置)すべきと考えています。

2.マッチングビジネス

そんなこと言われても、AdSenseやアフィリエイト以外に、ブログでできるビジネスはないでしょ?

…いや、あるでしょ!

あなたの知識や経験を活かして、悩みを抱えている人に、その人が既に知っている解決方法よりも優れた方法(商品やサービス)を仲介し、適切な相手から少なくない対価を得ることができる、言い換えれば、「広告を貼り付けるだけの紹介業」の限界を突破し、「あなたが情報を掌握する仲介業」とも言える、アフィリエイト報酬の6倍もの対価を得ることができる、もっと言えば、お客の人生に大きくかかわり、「ありがとう」と感謝され、社会に貢献している感をそこはかとなく感じられるビジネスについて何度も説明し……うんちゃらかんちゃら……

…そう、マッチングビジネスがあるでしょ!

なぜ、収入源としてマッチングビジネスを奨めるのか、いくつかの理由を解説します。

2-1.収入が5~6倍に増える

①AdSenseと比較して

AdSenseに関しては、すでにお話したとおりです。AdSenseだけを収益源としたら月収7万円のサイトも、マッチングビジネスを収益源とすればその5倍、月収35万円以上のサイトに化ける可能性を秘めています。

わかりやすいように、前記の「AdSenseの月収試算」と、「マッチングビジネスをしていた私の月収」を比較してみます。

月間PV数アフィリエイト月収試算マッチングビジネス月収
2,000PV数百円61万円※運営2年目
1万PV数千円50万円※運営3年目
4万PV1万円データなし
12万PV3万円39万円※運営4年目
20万PV5万円データなし
25万PV6万円52万円※運営5~6年目
40万PV10万円データなし

マッチングビジネスを7年弱運営していましたが、上表は2~6年目(5年間)の実績です。
1年目(半年間くらい)は月間PV数が500未満、7年目にはサイトを売却しました。平均月収35~40万円は7年間を対象にした平均です。

なお、2年目の「月間PV数2,000に対して月収61万円」は、自分で言うのもなんですが、異常です。しかし、3年目の「月間PV数1万に対して月収50万円」は非現実的な数字ではありません。
また、特筆すべきは、月間PV数1万でも、月間PV数25万でも、月収は同じ50万円ほどと変わらない点です。AdSenseのようなPV数を追いかけるビジネスではないと言えます。

参考
私が運営していたマッチングビジネスの実績は『私が3600万円を稼いだマッチングビジネスの成功事例を公開中!』で公開しています。

②アフィリエイトと比較して

アフィリエイトに関しては、特に報酬額に大きな差が生じます。
アフィリエイトの報酬(紹介料)は高額なものでも2万円ほどですが、マッチングビジネスの報酬(仲介料)は、3~20万円/件(平均約12万円/件)です。
※私の実績を基にしています。仲介料は仲介する商品(サービス)によって異なります。

アフィリエイトに比較して6倍もの報酬を受け取ることができる主な理由は次の3つです。

マッチングビジネスの報酬が高額な理由

  • 自分が仲介業者だから
    ASPを介さないため、仲介手数料を支払う必要がない(と言うより自分が仲介手数料をもらうポジション)。
  • 商品を差別化できるから
    どのサイトからでも購入できるアフィリエイト商品ではなく、あなたのサイトからしか購入できない商品であるため、競合が極めて少ない。
  • 自分がオーナー(メーカー)だから
    メーカーは自商品の価格を自由に決定できるため、需要がある限り、強気の価格設定ができる。
    ※ここで言う需要とは、ユーザーだけでなく、提携業者からの需要も含みます。

参考
アフィリエイトとの違いについては『マッチングビジネスの収益を6倍にする仲介業の思考』で詳しく解説しています。

2-2.ブログに追加してすぐに始められる

マッチングビジネスと言うと、とても難しいものをイメージしてしまう人もいますが、そんなことはありません。論より証拠、「ブログ」と「マッチングビジネス(マッチングサイト)」の構成図を比較してみれば、すぐに始められることがわかります。

まずは、ブログの構成図です。

ブログの構成図↓

ブログの構成図

よくある一般的な構成ですね。
次に、マッチングサイトの構成図です。

マッチングサイトの構成図↓

マッチングサイトの構成図

ブログに、「セールスページ」と「注文ページ」を追加するだけです。
※「セールスページ」と「注文ページ」は合わせてひとつのページにする場合もあります。

参考
上記マッチングサイトの構成図は最終形態ではありません。詳しくは『コンバージョン率を高める「マッチングサイトの構成図」』で解説しています。

もちろん、「ページを追加するだけ」と言っても、簡単にできるものでもありません。少なくとも次の5つを組み立ててからではないと、セールスページは作成(追加)できません。
しかし、言い換えれば、これらの骨子を組み立てることさえできれば、すぐにでもブログにマッチングビジネスを追加することができます。

マッチングビジネスを始める前に組み立てなければならない5つの骨子

  • マッチング対象
    誰と誰をマッチングするか?
  • キャッシュポイント
    収入が発生するポイントはどこか?
  • 商品価格と仲介料
    商品価格と仲介料はいくらか?
  • マッチング方法
    仲介する提携業者をどう選ぶか?
  • ベンチマーク
    ベンチマークするサイトはどれか?

参考
上記5つの骨子については『マッチングビジネスを始める前に組み立てておきたい5つの骨子』が参考になります。

2-3.AdSenseやアフィリエイトと並行できる

また、マッチングビジネスを追加すると言うと、AdSenseやアフィリエイトをやめなければならないと誤解してしまう人もいますが、そのようなこともありません

例えば、ひとつのブログの中に、AdSenseとアフィリエイトの両方を取り入れている人はいませんか?両方を取り入れる理由は、扱う商品を増やすことでキャッシュポイントを増やしたいからではないでしょうか。
その観点からすれば、AdSenseもアフィリエイトもマッチングビジネスも同じです。

  • AdSense
    興味のあるお客を集める→広告を貼る→広告主のサイトで注文してもらう。
  • アフィリエイト
    興味のあるお客を集める→広告を貼る→広告主のサイトで注文してもらう。
  • マッチングビジネス
    興味のあるお客を集める→自サイトのセールスページに誘導する→注文してもらう。

違いはありません。
マッチングビジネスをやるかどうか?は、AdSenseをやるか?アフィリエイトをやるか?並行するか?の検討と同じレベルです。

補足

AdSense、アフィリエイト、マッチングビジネス、これらが提供する商品(サービス)が自サイト内で競合する可能性もあります(可能性は高いです)。当然、高単価なマッチングビジネスの商品(サービス)が優先されるべきですので、取捨選択は必要です。

2-4.「社会に貢献している感」を実感できる

マッチングビジネスは、広告を貼るだけのビジネスではないため作業量は増えますが、「社会に貢献している感」を強く実感したい人にもお薦めです

マッチングビジネスの定義は、「悩みを抱えている人に、その人が既に知っている解決方法よりも優れた方法(商品やサービス)を仲介し、適切な相手から対価を得る」です。
AdSenseやアフィリエイトも広義では、悩みを抱えている人に、広告を通じて解決方法を紹介するものですが、その対象は顔の見えない不特定多数です。どんな人があなたの記事を読み、どんな想いでその広告をクリックしているかまではわかりません。もっと言えば、悩みが解決したかどうか?もわかりません。

しかし、マッチングビジネスの対象は、顔の見える1人1人の人間です(実際に会うことはないかもしれませんが、個別のやり取りが発生するという意味です)。
窓口となるあなたは、依頼者の悩みに傾聴し、依頼者にマッチした解決方法や提携業者を仲介します。そして、仲介が成立すれば(あるいは悩みが解決すれば)、お客からも提携業者からも直接感謝されます。

いわゆるインターネットビジネスの中で、人から直接感謝され、「社会に貢献している感」を実感できるものはそう多くありません。AdSense?アフィリエイト?FX?暗号通貨?…無機質なパソコン画面を相手に稼ぐのもアリですが、社会貢献や人とのつながりこそを求める人には、マッチングビジネスは実現しやすいビジネスとも言えます。

3.ブログにマッチングビジネスを追加する手順

マッチングビジネスの魅力はなんとなくわかったけど、どうやって始めたらいいの?

3-1.プロダクトアウトではなくマーケットインの視点

マッチングビジネスを0(ゼロ)から始める場合、「あなたが既に持っている知識や経験を活かせるユニーク・ジャンル」の選定から始めることを奨めています。つまり、どちらかと言うと「プロダクトアウト」の視点です。

プロダクトアウトとは

自分の作りたいものや作れるものを基準に商品(サービス)開発を行うこと。

参考
ユニーク・ジャンルという言葉を初めて聞く人には『あなたの経験を収益化する「英雄型ビジネス」とは?』が参考になります。

しかし、この記事をお読みいただいているあなたは、ブログを運営していて、且つ、そのブログで活かして稼ぎたいと考えているはずです。そのような場合、そのブログのジャンルはなにか?どんな悩みを抱えている人が集っているか?など、「プロダクトアウト」ではなく、「マーケットイン」的な視点になります

マーケットインとは

お客(市場)のニーズを基準に商品(サービス)開発を行うこと。

3-2.どんな悩みを抱えている人が集っているか?

どんな悩みを抱えている人が集っているか?、言い換えれば、どんなキーワードで検索した人が多く訪問しているか?です。

例えば、あなたのブログに「労働基準法 残業」というキーワードで検索した人が多く訪問しているのであれば、「残業代請求」に関するマッチングビジネスが向いているかもしれません。
「会社 節税」というキーワードであれば「税理士」のマッチング、「洗濯機 故障」というキーワードであれば「修理業者」のマッチング、「庭木 剪定」というキーワードであれば「造園業者」のマッチング、という考え方です。

あなたのブログには、悩みを抱え、解決方法を探している見込み客がすでに集まっている状態ですから、「お悩みの人には○○を紹介しています」と優れた解決方法を提案(仲介)をしてあげるだけです。

この場合の構成図は、前記のものと同じになります。

マッチングサイトの構成図

補足

アフィリエイトも、見込み客が集まっている状態で「こんな商品ありますよ」と紹介するビジネスです。アフィリエイトもマッチングビジネスもその成り立ちは同じです。取っ付きにくいものではありません。

なお、どんなキーワードで検索した人が多く訪問しているか?は、『Googleサーチコンソール』を利用することで、簡単に調べることができます。

“検索されたキーワード”を調べた結果画面

SearchConsole-検索パフォーマンス

参考
Googleサーチコンソールの登録手順や使い方は『新サーチコンソールの登録手順と検索キーワードや掲載順位の調べ方』で解説しています。

3-3.汎用型ブログの場合は、ブログ単位ではなく記事単位

あなたが運営しているブログが「専門型ブログ(ひとつのジャンルに特化したブログ)」であれば、Googleサーチコンソールの結果画面には同じような(同じジャンルの)キーワードが表示されるでしょう。
しかし、あなたが運営しているブログが「汎用型ブログ(ジャンルが広域のブログ)」であれば、表示されるキーワードは雑多でしょう。

専門型ブログではない場合(キーワードが雑多な場合)、ブログ単位ではなく、記事単位で検討する必要があります。さもなければ、洗濯機の故障に悩んでいる人にまで造園業者の紹介を提案するような、なんともお粗末なビジネスになってしまうからです。
つまり、「洗濯機 故障」で検索した人が多く訪問している記事でのみ、「お悩みの人には修理業者を紹介しています」という提案(仲介)をしてあげるのです。

この場合の構成図は、次のようになります。

マッチングサイトの構成図

カテゴリーCに属するひとつの記事でのみ提案できるかもしれません。あるいは、カテゴリーBに属するすべての記事で提案できるかもしれません。
ブログ全体ではなく、記事ごとの検索されているキーワードもGoogleサーチコンソールで調べることができますので、これらの判断も簡単にできるでしょう。

補足

ブログ単位で提案できるに越したことはありません。運営しているブログが汎用型、且つ、月間PV数が2,000未満(目安)の場合、新規に起ち上げた方が結果的に早く収益化できるかもしれません。

4.最後に

今日は、「ブログ収入を増やしたいなら、マッチングビジネスを追加してみては?」という提案をさせていただきました。

マッチングビジネスには収入を爆増させる可能性が秘められていますが、AdSenseやアフィリエイトに比べて難易度が高いというわけでもありません。
しかし、「作業が増えるのは嫌だ、楽して稼ぎたい」という人には不向きです。効率的に稼ぐ方法は存在しても、楽に稼ぐ方法は存在しませんからね。「貼るだけのビジネス」から一歩先に進みたい人にだけマッチングビジネスもお奨めします。

マッチングビジネスに興味を持ってもらえたなら、お持ちいただけたなら、次の記事でまたお会いしましょう。

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