この原則を知っていれば、記事のネタに困ることはなくなります。
集客には記事が欠かせません。
なぜなら、「ユーザーの悩みを解決する情報(記事)を発信することで集客できる」からです。これは、例え感覚的にであっても多くの人が理解しているとおりです。
ですが、その一歩先、どのようなネタの記事が必要なのか?について理解している人は少ないかもしれません。
ネタの選定に悩む人も多いと思いますが、次のような記事を書いていませんか?
- 自分の、書きたい記事
- 自分の、下調べなどせずに手軽に書ける記事
- 自分の、読者はこういう情報がほしいだろうと予想した記事
- 自分の、……
どれも、まったく間違いというわけではありませんが、効率が悪いです。
自分の……、自分の……、自分の……、ではなく、ユーザーの……視点で考えましょう。
悩んでいるのはユーザーです。記事を探すのもユーザーです。ユーザーの悩みに呼応しなければ、あなたの記事は、価値の低い、あってもなくてもよいものになってしまうでしょう。
というわけで、今日は、「記事のネタ(キーワード)選定の原則と方法」についてお話します。
これさえ知っておけば、自己満足記事を書くようなことはなくなります。
このページで言う「記事のキーワード」は、「記事のタイトルに含むべきキーワード」と捉えてください。
それでは早速、始めましょう。
このページの目次
1.記事はユーザーの悩みに呼応していなければならない
「悩みを解決する方法を知りたい!」と考えたユーザーは、当たり前のように検索をします。そして、検索結果画面で「解決する方法を教えます!」という記事を見つけ、訪問します(これが集客です)。
一方、その悩みを解決する方法を教えていない記事は見つけてもらうことができません。
もっとも、記事(マッチングサイトやブログ)にはそれぞれジャンルがありますから、すべての悩みに呼応する必要はありません。
当サイトも「マッチングビジネス やり方」や「マッチングビジネス 成功例」という悩み(キーワード)には呼応しますが、「ダイエット 食事 朝」という悩みには呼応しません。
ただし、あなたが狙うジャンルにおける悩みにも呼応せず、検索結果に表示されない場合、それは大問題です。
あなたがどれだけの時間を費やしたものであろうが、どれだけ思い入れのあるものであろうが、残念ながらその記事に価値はありません。
2.悩みに呼応できない2つの原因と改善策
2-1.悩みに呼応できない2つの原因
悩みに呼応できない、言い換えれば、検索結果に表示されない原因は大きく2つあります。
原因1:悩みを見誤っている
1つ目は、ユーザーの悩みを見誤っていて、記事のネタ(キーワード)自体が間違っているケースです。誰も悩んでいないような悩みの解決方法を発信しても、検索されないわけですから誰にも見つけてもらえません。
極端な例ですが、あなたは次のような誰にも求められていない自己満足記事を書いてしまっていませんか?
ダイエット中の朝食はなににしたらよいのだろう?……「ダイエット 食事 朝」で検索!
実は、ダイエットの正しい発音は「ダァィアトゥ」に近いんですよ、っと。キーワードは「ダイエット 発音」にしよう。
カロリーを記録できるアプリがあると便利だな。……「ダイエット アプリ カロリー」で検索!
実は、ダイエットの正しい発音は「ダァィアトゥ」に近いんですよ、っと。キーワードは「ダイエット 発音」にしよう。
アメリカ発のすごいサプリメントがあるって聞いたけど。……「ダイエット サプリ アメリカ」で検索!
実は、ダイエットの正しい発音は「ダァィア……、誰にも、見つけてもらえないっ!
原因2:記事が低品質
2つ目は、検索されるキーワードは含まれているが、ユーザーの悩みを真に解決するものではない(とGoogleに判断された)ため、上位表示されないケースです。やはり見つけてもらえる可能性は低いです。
2-2.悩みに呼応するための改善策
まず、「原因2:記事が低品質」の改善には多少のライティングスキルが必要ですし、一朝一夕で習得できるものでもありません。
(最も基本的なことを言うなら、他の記事の内容や構成をほぼそのまま転載したような、独自性のない記事は上位表示されません)
しかし、一方の「原因1:悩みを見誤っている」の改善に、スキルは必要ありません。原則と方法を知りさえすれば、今日からでも実践することができます。
これを実践すれば、次のような状況になります。
ダイエット中の朝食はなににしたらよいのだろう?……「ダイエット 食事 朝」で検索!
待ってました!こちらの記事では、ダイエットによいとされている朝食のカロリーを比較していますよ。
カロリーを記録できるアプリがあると便利だな。……「ダイエット アプリ カロリー」で検索!
待ってました!こちらの記事では、私が実際に利用したアプリの操作方法を解説していますよ。
アメリカ発のすごいサプリメントがあるって聞いたけど。……「ダイエット サプリ アメリカ」で検索!
待ってました!こちらの記事では、アメリカ発のサプリが体に与える影響を食品衛生学の見地から調査した結果をまとめていますよ。
まさに“先回り”ですね。
ユーザーの悩み(検索キーワード)を先読みして、各キーワードに呼応できる記事をあらかじめ用意しておけるということです。
あなたにも、「○○関係について検索すると、このサイトが表示されることが多いなー」という経験はありませんか?
そのようなサイトは、あなたの悩み(キーワード)を先読みし、各キーワードに呼応できる記事を用意して、あなたを完全包囲しているわけです。
そして、これが繰り返されるうちに、あなたはそのサイトを専門サイトと認識するようになり、いつの間にかファンになるのです。
これが今日の本題、「初心者が記事を書く前にやるべきキーワード選定の原則と方法」です。
次項から、より詳しくお話していきます。
3.記事のキーワード選定の原則
3-1.キーワードは3種類に分別できる
キーワードは、その大きさ(検索される回数)によって3種類に分別することができます。
- ビッグキーワード(検索される回数が多い)
- ミドルキーワード
- スモールキーワード(検索される回数が少ない)
「ダイエット」ジャンルで具体例を挙げてみましょう。これらは、ツリーマップを利用すると、段階層や関連性までもを可視化できます。
下図が全体図です。
文字が小さいですが雰囲気を感じてもらえるだけで構いません(ビッグキーワード「ダイエット」を中心としたツリー構造になっています)。
下図は一部の拡大図です。
ビッグキーワード「ダイエット」から、ミドルキーワード「ダイエット 食事」へ、スモールキーワード「ダイエット 食事 メニュー」などへと枝分かれしている様子がわかります。
3-2.記事にはスモールキーワードを用いる
3種類のキーワードのうち、記事にはどれを用いるべきでしょうか?
答えは、スモールキーワードです。
記事にはスモールキーワードを用います。
理由をお話する前に、次の2つの図を見比べてください。
「キーワードのツリーマップ」と「一般的なサイト構成図」です。
……あまりにも似ていて、鳥肌が立ちませんか?
ミドルキーワード:カテゴリーのキーワード
スモールキーワード:記事のキーワード
この図が答えのすべてと言っても過言ではありませんが、いくつか理論的な補足をしていきます。
3-3.なぜ、スモールキーワードを用いるのか?
スモールキーワードを用いる理由1:上位表示させるため
Googleの創業者であるラリー ペイジ氏は、次のように言っています。
「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである」
ラリー ペイジはかつて次のように述べたことがあります。「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである。」長期にわたって実施しているテストでは、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れたいと考えていることが一貫して示されています。そのため Google では、最も関連性の高い回答を、より速く、ユーザーが探している情報のタイプに最適な形式で提供するためにさまざまな改良を重ねてきました。
出典: さまざまな形式で提供できる便利な検索サービス|Google検索
言い換えれば、「ユーザーのニーズにぴったり一致する答え(記事)」こそが上位表示されるということです。
そして、これを実現するためには、スモールキーワードを用いる以外にないのです。
(ビッグキーワードやミドルキーワードでは、ユーザーの意図を正確に把握できない)
試しに、先ほどのツリーマップ(拡大図)のキーワードを基に、ユーザーの意図を正確に把握できるか?ニーズに一致する記事を書けるか?検討してみましょう。
ビッグキーワード↓
キーワード | ユーザーの意図と答え(記事) |
---|---|
ダイエット | ダイエットに興味があることは間違いないが、正しい発音を知りたいだけかもしれない…ダァィアトゥ… |
ミドルキーワード↓
キーワード | ユーザーの意図と答え(記事) |
---|---|
ダイエット 食事 | 献立を知りたいのか?食事を抜きたいのか?食事の誘惑に勝てないのか?キーワードを絞り込めない… |
スモールキーワード↓
キーワード | ユーザーの意図と答え(記事) |
---|---|
ダイエット 食事 メニュー | 1週間分のメニューを提案し、その根拠を解説する。 |
ダイエット 食事 朝(夜) | 1週間分のメニューを提案し、絶対に食べてはいけない食品の具体例も解説する。 |
ダイエット 食事 時間 | 起床時刻や就寝時刻など、生活スタイルごとの時間帯を提案する。 |
ダイエット 食事 運動 | 実体験を基に、効果のある運動、ない運動、筋肉がついてしまう運動などを解説する。 |
ダイエット 食事 アプリ | 流行っているアプリ3つをピックアップし、使用感をレビューする。 |
ダイエット 食事 おすすめ | ダイエットの専門家を訪問し、インタビュー内容を共有する。 |
ダイエット 食事 コンビニ | コンビニ弁当と自炊食事のカロリーなどを比較し、コンビニ弁当の恐ろしさを解説する。 |
ダイエット 食事 アメリカ | アメリカ発の最新ダイエットを紹介する。 |
ビッグキーワードやミドルキーワードを基にした記事は、結局のところ「自分の書きたい記事」となります。
しかし、スモールキーワードを基にすれば、正確とまでは言い切れませんが、「ユーザーのニーズに一致する記事」に近づけることができます。
記事のキーワードには、スモールキーワードを用いる以外にないのです。
スモールキーワードを用いる理由2:1位表示させるため
「上位表示」という言葉はとても曖昧です。
- 1ページ目に掲載(表示)されたら上位表示なの?
- 上から○番目までに表示されたら上位表示なの?
以前、「CTR」について次のようなお話をしました。
※CTRとは、クリック率のことで「クリック数÷表示回数」で求められる。
「掲載順位が高ければ高いほどCTRは上がる」は誰でも知っている通説ですが、1位と2位の間にはどのくらいの差があるかご存知ですか?
出典: 新サーチコンソールの登録手順と検索キーワードや掲載順位の調べ方|HERO Biz
数字に落とし込むと、「1位のCTRは平均34.9%だが、2位は平均22.5%まで下がってしまう」ということまでわかります。6位以下は3%未満です。
※当該サイトの場合であり、且つ、サンプルが少ないため、参考程度にしてください.。
また、次のような調査データもあり、1位と2位の間には大きな差があることは明らかです。
出典: Web担当者Forum
だから、あなたの記事は検索結果の1位に表示させなければならないのです。
では、1位表示させるにはどうしたらよいのでしょうか。
これは、あなたが、ユニーク・ジャンルを選定する理論と同じです。
- あなたは鞄屋になるのではなく、革専門の鞄屋になるの。
- あなたはマッサージ屋になるのではなく、スポーツ選手専門の整骨院になる。
- あなたは弁護士になるのではなく、残業代請求専門の弁護士になる。
- あなたはダイエットの専門家ではなく、ダイエットの食事の専門家になる。
例えば、ビッグキーワード「ダイエット」を基に記事を書くということは、ミドルキーワード「ダイエット 食事」「ダイエット 筋トレ」「ダイエット サプリ」などについて書かれた記事を抑えて1位を獲得しなければならないということです。
Googleで「ダイエット」と検索すると25,800,000件の記事が表示されますが、これがすべて競合なのです。
しかし、スモールキーワード「ダイエット 食事 メニュー」では4,950,000件です。
さらに絞り込み、ミニキーワード「ダイエット 食事 メニュー 朝」では1,390,000件です。
……1位表示させるにはどうしたらよいかは一目瞭然ですよね。
この観点からも、記事のキーワードには、スモールキーワードを用いる以外にないのです。
スモールキーワードを用いる理由3:記事を書きやすくするため
スモールキーワードを用いる理由を2つお話してきましたが、この3つ目が最大のメリットかもしれません。
記事を書きやすくなります。ネタ探しに困らなくなります。
例えば、あなたに2つの執筆依頼が入りました。
どちらの方が、取り掛かりやすいですか?
- 「ダイエット」に関する記事を書いてください
- 「ダイエット 食事 メニュー」に関する記事を書いてください
これは、テスト範囲に似ています。
- 今度のテスト範囲は「教科書全部」だから、なにから手を付けたらよいかわからない
- 今度のテスト範囲は「教科書の8ページ」だから、1点集中、突き詰めるぞ
この観点からも、記事のキーワードには、スモールキーワードを用いるべきと言えます。
4.記事のキーワードを選定する方法
それでは、「記事のキーワード(スモールキーワード)を選定する方法」に移りましょう。
なお、このページでは無料で行える2つの方法を解説します。
- ちえのわ!
- 関連キーワード取得ツール
そもそも、ご存知の人も多いと思いますが、2016年8月頃までは「Google AdWords キーワードプランナー」というツールを利用すれば、キーワード選定のほとんどを無料で完遂することができました。
しかし、同ツールに仕様変更があり、「Google AdWordsで有料広告を掲載している人」だけが全機能を利用できるようになってしまったのです。
ゆえに、「Google AdWordsで有料広告を掲載している人(掲載する予定がある人)」は、「Google AdWords キーワードプランナー」を主軸に置いたキーワード選定をお奨めします。
4-1.ちえのわ!
ちえのわ!を奨める理由
前記のツリーマップはこれを利用しています。
いわゆるサジェストキーワードを表示してくれるツールですが、キーワードの大きさや段階層、関連性を可視化することに役立ちます。
同様の機能を持った月額10万円などのサービスがありますが、これが無料で利用できるというのはとてもありがたいことです。
※月額10万円のサービスは、他にも有益な機能を備えていますので、優劣を判断するものではありません。
使い方も簡単ですので、自サイトに関するキーワードを片っ端から検索して、書くべき記事を具体的にイメージしておきましょう。
ちえのわ!の使い方
1
『ちえのわ!』を開く。
2
検索したいキーワードを入力し検索!をクリックすると、ツリーマップが表示される。
下図は、「残業」のキーワードを調べた結果です。
※拡大(縮小)は、マウスのスクロールホイール(くるくる回すやつ)などで行えます。
※丸印の色は検索の度に変わりますが、特に意味はありません。
また、あわせて「関連キーワード一覧」が表示されます。『作者(sensikiさん)のブログ』によれば、「上位にあるほど関連度が高い」とのことです。
4-2.関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツールを奨める理由
こちらも、サジェストキーワードを表示してくれるツールですが、「ちえのわ!」に比べるとひと手間多くかかります。
しかし、一長一短、優れている点もあります。
サジェストキーワードは、「検索されることが多いキーワード」であり、「ユーザーの悩み」そのものと言えます。
しかし、キーワードは単語に過ぎず、ユーザーの意図(悩みの発端はなにか?どのような状況なのか?どうやって解決したいと思っているのか?など)を正確に深く把握するには役不足です。
※ユーザーの悩みを深く知ることは、あなたの知識や経験となり、ときとしてセールストークの武器にもなります。
それに一役買ってくれるのが、この「関連キーワード取得ツール」です。
結果画面(後述)には、「Yahoo!知恵袋」と「教えて!Goo」に掲載されている、キーワードに関連する質問が表示されます。これら質問は、悩んでいる人の生の声ですから、キーワードを探すついでに、悩みを深く知ることができるというわけです。
また、「ちえのわ!」は、良くも悪くも、サジェストキーワードを自動でまとめてくれます。言い換えると、検索ボリュームが小さいものは除外され、ある程度有用と判断されたスモールキーワードまでしか表示してくれません。
一方の、「関連キーワード取得ツール」は、検索ボリュームにかかわらず、すべてを表示します。
例えば、「残業」のサジェストキーワードとして次のようなものも表示されます。これらは「ちえのわ!」では除外されるようなごく少数のキーワードです。
- 残業 生活費
- 残業 楽しい
- 残業 正義
記事のキーワードとしては有用ではないかもしれませんが、たまに眺めてみると、専門家としての視野を広げてくれるものに出会えるかもしれません。
関連キーワード取得ツールの使い方
1
『関連キーワード取得ツール』のページを開く。
2
画面上の入力欄に調べたいキーワードを入力し、取得開始をクリック。
3
結果が表示される。
下図は、「残業」のキーワードを調べた結果です。
ここで一旦、結果画面の見方を解説しておきます。
- 画面左上:検索されることが特に多いサジェストキーワード
- 画面左:サジェストキーワード(五十音別)
- 画面中央上:全キーワードリスト
- 画面中央下と画面右:「Yahoo!知恵袋」と「教えて!Goo」に掲載されている、キーワードに関連する質問
ただし、「ちえのわ!」との大きな違いは、ミドルキーワード、スモールキーワードの分別がわからないということです。
よって、もうひと手間かける必要があります。
4
上記3の「全キーワードリスト」に表示されたキーワードをすべてコピーする。
5
『Google AdWords キーワードプランナー』のページを開き、キーワード プランナーの利用を開始をクリック。
※キーワードプランナーの利用にはGoogleアカウントが必要です。
6
検索ボリュームと傾向を取得をクリック。
7
「オプション 1: キーワードを入力」の欄に、上記4でコピーした「全キーワードリスト」を貼り付け、検索ボリュームを取得をクリック。
8
結果が表示される。
※月間平均検索ボリュームの文字部分をクリックすると「昇順(降順)」に並び替えることもできます。
こここまでの作業をすることで、検索ボリュームの大小(ミドルキーワード、スモールキーワード)がわかります。
「月間平均検索ボリューム」は、「1,000~1万」「1万~10万」「10万~100万」のように分けられていますので、キーワードの内容や単語数を参考に、ミドルキーワード、スモールキーワードを判断してください。
※「競合性」は、「Google AdWords」に有料広告を掲載する際の競合度を表すものですから、ここでは気にしなくて構いません。
4-3.どちらのツールを利用すべきか?
大前提として、記事のキーワード選定は頻繁に行うものではありません。
本来は、サイト作りの初期に「書くべき記事」をリスト化し、その後は、それに基づいて執筆していく流れとなります。
(「よーし、今日はどんな記事を書こうかな……ちえのわ!で調べてみるか」というように毎回行うものではありません)
ですから、選定には時間をかけるべきですし、慎重になり過ぎることもありません。
よって、両方のツールを利用し、足りない部分を補完し合うようにしましょう。
ちえのわ!
- キーワード同士の関連性を視覚的に把握できる。
- ミドルキーワードやスモールキーワードが一目瞭然で手軽だが、それぞれの検索ボリュームがわからない。
関連キーワード取得ツール
- Google AdWords キーワードプランナーと併用することで、各キーワードの検索ボリュームを比較できる。
- 悩みを深く知ることができる。
また、どちらも個人レベルで開発されたもののようですし、表示される結果を見比べても多少の差異があります。
これはどのようなツールであっても同様ですが、完全に信頼せず、両方を利用することで精度の高いキーワード選定が可能になります。
5.最後に
これで、記事のネタ探しにストレスを感じたり、自己満足記事を書いてしまうことはなくなりました。
ユーザーの悩み(キーワード)を先読みし、各キーワードに呼応できる記事を用意することで、ユーザーを完全包囲する。
完全包囲され、あなたのサイトを頻繁に訪れるようになったユーザーは、あなたを専門家として認識し、ファンになる。
記事のネタがなくなるときは、完全包囲網が完成したときです。
このイメージを忘れないようにしましょう。
記事を書きたくてウズウズしてきたなら、次回のシェアも楽しみにしていてください。