今日は、「サジェストキーワードとはなにか?」についてお話します。

1.サジェストキーワードとは?

1-1.サジェストキーワードの例

サジェストキーワード(Suggest Keyword)」とは、「キーワードを提案する」や「提案されたキーワード」というような意味です。

例として、Google検索におけるサジェストキーワード(サジェスト機能)を見てみましょう。

下図のように、検索したいキーワードを入力すると、または、入力途中であっても、それに関連したキーワードが表示されることがありませんか?

サジェストキーワード

さも「あなたが検索したいキーワードはこれではありませんか?」と提案してくれているかのようですね。

……そうです、この提案されるキーワードが「サジェストキーワード」、提案してくれる機能が「サジェスト機能」です。

なお、Googleのサジェスト機能は「オートコンプリート(旧称:Googleサジェスト)」と呼称されています。
※サジェストキーワードが表示されない場合、オートコンプリートが無効になっている可能性があります。

1-2.サジェストキーワードが誕生した背景

検索の場を提供しているGoogleや、創業者であるラリー ペイジ氏は次のように言っています。

ラリー ペイジはかつて次のように述べたことがあります。「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである。」長期にわたって実施しているテストでは、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れたいと考えていることが一貫して示されています。そのため Google では、最も関連性の高い回答を、より速く、ユーザーが探している情報のタイプに最適な形式で提供するためにさまざまな改良を重ねてきました。

出典: さまざまな形式で提供できる便利な検索サービス|Google検索

つまり、サジェストキーワード(オートコンプリート)は、Googleが完璧な検索エンジンを追究するがゆえの機能であり、ユーザーの意図を予測し、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れるための機能なのです。

2.サジェストキーワードを調べる理由

では、なぜ、私たちはサジェストキーワードを調べるのでしょうか。

例えば、「残業代を請求したいと悩んでいる人」を集客したい場合、記事のタイトルとして好ましいのはどちらかわかりますか?

A. 17時を過ぎても働いてるのに給料が増えない謎
B. 時間外労働をしたあなたが残業代を請求する方法

……この場合、Bが好ましいと言えます。

なぜなら、「残業代」のサジェストキーワードである「時間外」や「請求」を含んでいるからです。

Googleは、「残業代」と検索したユーザーには、「残業代」はもちろん、「時間外」「請求」などが含まれた回答(記事)を提供するからです。

だから、私たちはサジェストキーワードを調べ、記事のタイトルや本文に含めようとするのです。
Google(検索エンジン)から、関連性が高いと評価され、少しでも上位に表示されたいために、サジェストキーワードを調べるのです。

※キーワードをたくさん含めればよいということではありません。そのようなことをすれば、ペナルティの対象となり掲載順位が下がります。

補足
言わずもがなですが、このような検索結果に上位表示されるための取り組みを「SEOSearch Engine Optimizationサーチ エンジン オプティマイゼーション:検索エンジン最適化)」と言います。

3.サジェストキーワードの仕組み

サジェストキーワードがどのように決定されているか気になりませんか?

サジェストキーワードの決定要素はGoogle内部のアルゴリズム(方法・基準)に基づくため、予想の域を出ませんが、一般的には次のようなものによって決定されていると言われています。

  1. 検索ボリューム
    検索回数です。検索回数が多い=ニーズが高いと言えるからです。
    また、検索人数も考慮されていると考えるべきです。極論ですが、あなたが同じキーワードを100万回検索していたとしても、他の人からのニーズも高いとは限らないためです。
  2. ユーザーの検索履歴
    しかし、あなたが同じキーワードを何度も検索しているのであれば、そのキーワードはあなただけにサジェストされるでしょう。あなたの検索回数が多い=あなたのニーズが高いと言えるからです。
  3. 検索場所
    あなたの位置情報です。あなたがいる場所に近い=ニーズが高いと言えるからです。
    例えば、「ファミレス」と検索すると、検索した場所の地名や、近くの店舗がサジェストされることがありますよね。
  4. トレンド・話題
    検索回数の上昇率です。検索回数が急激に上昇した=ニーズが高いと言えるからです。
    但し、アルゴリズムが参考にしている期間は直近1日や2日ではないであろうことから、中長期のトレンドがサジェストされると考えた方がよいでしょう。

この内、23はユーザー個別のニーズですが、14はユーザー全体のニーズです。

この観点からも、「サジェストキーワード」=「検索されることが多く、関連性が高いキーワード」と認識されているわけですね。

以上、「サジェストキーワードとはなにか?」についての解説でした。

サジェストキーワードの調べ方
サジェストキーワードの調べ方については『初心者が記事を書く前にやるべきキーワード選定の原則と方法』が参考になります。