Beyond Next Ventures株式会社が、マッチングサイト「Co-founders」の提供を開始します。

今日は、「Co-founders」のサービス内容を紹介します。

1.Co-foundersの背景と使命

「Co-founders」が起ち上げられた背景や、その使命は次のとおりです。

補足

本記事内に登場する「技術シーズ」とは、研究開発や新規事業創出を推進していく上で必要となる発明(技術)や能力、人材、設備などのことを指します。シーズ(seeds)を直訳すると種です。

当社は、2014年の設立以来、大学・研究機関の持つ優れた技術シーズに対する、創業支援、インキュベーション投資に取り組んでまいりました。その中で、技術シーズの事業化にあたり最も大きな障壁となっている”経営人材の不足”の問題対しては、ヘッドハンターおよび採用支援の専任担当をいち早く社内に抱え、既に1,500名を超える経営人材の人材プールを構築しており、創業前後の研究開発型スタートアップに対し経営者候補を供給するなど、その課題の解決に取り組んでまいりました。こうした実績とノウハウを集約し、オンライン上のマッチングサービスを通じて、より多くの大学等の技術シーズ・研究者と経営人材との出会いを実現するために、「Co-founders」の提供を開始いたします。

出典: PR TIMES

2.Co-foundersのマッチング対象

技術シーズ・研究者 × 経営人材

  1. 技術シーズ・研究者
    研究に基づいた革新的事業の創業を目指している技術シーズ・研究者および創業前後のスタートアップ
    分野例:創薬・医療機器・再生医療・ヘルスケア、デジタルヘルス、人工知能、ロボット、食料、農業、バイオ、素材、エネルギー、宇宙等のディープテック領域
  2. 経営人材
    技術系スタートアップの創業メンバー・アドバイザー等として創業チームに参画することにご興味をお持ちの方

出典: PR TIMES

優れた技術シーズを持っているにもかかわらず事業化できないという悩みを抱えている大学や研究機関、スタートアップ企業に対して、
経営人材(経営者候補など)を招き入れることによって事業化や経営を円滑に行うという方法を仲介する。

Co-founder

出典: TechCrunch

3.Co-foundersのウェブサイト

ウェブサイト:Co-founders(http://co-founders.team/)

Co-founder

なお、サービス開始時期は次のとおりです。

正式なサービス開始は本年3月1日を予定しています。厳選された創業前後の技術シーズ・研究者の約20チーム向けにマッチングサービスの提供を開始いたします。その後、順次掲載される技術シーズ・研究者および経営人材の登録を拡大してまいります。
現在、サービス開始に先立ちまして、ご興味をお持ちの、技術シーズ・研究者および経営人材の方の事前登録を受け付けています。

出典: PR TIMES

4.Co-foundersのマッチング方法

現時点では、下図のようなマッチング方法となるようです。

Co-founder

ただ、前記のとおり、「Co-founders」の正式なサービス開始は2019年3月1日(公式サイトによれば3月初旬)ですので、今後も改善がされていくはずです。
しかし、その性質上、最終的なマッチングには相対面談が必須であり、インターネット上のシステムだけで完結するようなものにはならないでしょう。

5.Co-foundersの運営者概要

運営者は、Beyond Next Ventures株式会社です。

本社:東京都中央区日本橋本町1-4- 3 日本橋ムロホンビル1
代表者:代表取締役社長 伊藤 毅
設立日:2014年8月
ウェブサイト:http://beyondnextventures.com
Beyond Next Venturesは、2014年8月に創業した、技術系スタートアップへのインキュベーション投資に特化した独立系アクセラレーターです。大学シーズの事業化支援から、ベンチャー投資、成長支援までに渡る豊富な投資経験と優れた運用実績を有する、国内でも数少ない当分野におけるリーディング企業の1社であり、JSTの大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーターや、NEDOの研究開発型ベンチャー支援事業の認定を受けています。2015年2月に設立した1号ファンド、2018年10月に設立した2号ファンドを合わせて累計約150億円弱と、アクセラレーターとしては国内最大のファンドを運用し、多数の技術系スタートアップへの投資と、その事業化・成長支援を手掛けています。

出典: PR TIMES

6.最後に

同社代表取締役社長の伊藤氏は、あるインタビューにてCo-foundersを「直接の収益化は考えていない、ポテンシャルのある経営人材が研究者と出会うことで、ファンド活動にもよい影響を与えると考えている」と話しています。

同社の本業はベンチャーキャピタル業務であり、技術系スタートアップへの投資に特化しているようですから、このマッチングビジネスはフロントエンド(フック)の位置づけです。

マッチングビジネスは、それ自体に少なくない収益を生む可能性を秘めていますが、それだけがゴールではありません。
今回の事例では、投資対象となるスタートアップと繋がるというゴールを達成するために、そこから逆算し、繋がることができる、または、自ら創り上げることができる手法としてマッチングビジネスを活用するわけです。

もし本業が上手くいっていないのであれば、マッチングビジネスで集客するという方法もあります。
遠回りのように感じるかもしれませんが、見せ方次第です。

マッチングビジネスを検討する参考になったなら、次回のシェアも楽しみにしていてください。